2009年11月16日 No.702

◆ 後期高齢者医療制度はただちに廃止を!


地震から子ども達を守れるか
整備が急がれる公立保育園の耐震補強工事

 船橋市の公立保育園では、96年に2園、97年に1園の耐震診断が行われましたが、その後10年以上も診断を行ってきませんでした。今年度、ようやく残りの21園と、さざんか学園の診断が行われ、利用者から毎年のように要望が出されてきた、公立保育園の耐震補強工事がいよいよ始まります。
  船橋市はこの結果を受けて、金杉台保育園を12月の補正予算で、中央保育園・夏見第一保育園・二和保育園については新年度予算で整備する予定です。
  このほかの6園とさざんか学園は、平成24年度以降に、建て替え整備を行うことを公表しました。(下表参照)
  一日も早い立て替え工事は歓迎するものですが、全国では園舎の建替えを機会に民間委託がすすめられる例が出ています。
  日本共産党は、民間委託を許さず安全な施設整備が早急に進むよう、引き続きみなさんと力を合わせます。


 
依然として市民の暮らしは深刻
日本共産党船橋市議団の「市政アンケート」結果

 市政アンケートのご協力ありがとうございました。10月末までに1187通の回答をいただき、その後も回答が届けられています。今回のニュースで、皆さんからいただいたアンケートの途中集計結果を報告します。また、道路や公園の整備・安全対策など、お寄せいただいた要望は、今年も市長に提出し、実現にむけ力を尽くしていきます。

アンケートに寄せられた声を紹介します

●子どもが病気になって保育園を休まなければならなくなったが、病気の子どもを預かってくれる施設定員が少ない。ファミリーサポートセンターでも病気の回復期のみの対応で困っている。
●収入による子育て支援の制限は無意味。子どもが使うお金です。
●普通に暮らしていける社会を望みます。
●パート等の労働者はいくつかの事業所をかけもちで働いていても社会保険加入の対象にもなっていません。
●大企業は製品が売れない売れないといって、首を切り予防線を張っている。契約、派遣、アルバイトでは買えるわけがありません。企業は自分の首をしめているのではないか。
●65歳以上の医療費の無料を実現してほしい。
●青年たちの正規雇用ができて、税金や社会保険料が納められる制度へ。
●年金生活者が多い中、医療費や税金等が高く、大事があったら暮らしていける術はない。
●年金の仕組みを変えてほしい。現在70過ぎの高齢者でも未払い期間のあるひとは年金が受給できない為、病気をかかえていながらも辛い体にムチをうって働いている人がたくさんいる。
●振り替え休日で月曜が休みになることが多い。図書館など市の施設は月曜日が休館になるが考えてほしい。
●私は1941年生まれですが年金額が61歳から年間241万円であったのが65歳以後は171万円になってしまった。これでは生活保護と大差ないのではないか。