2010年11月1日 No.729

◆国民の声切り捨てる、衆議院比例定数削減反対!

公立保育園の民営化強行を許すな!

 10月21日に開催された 「船橋市保育のあり方検討委員会」 で市が公立保育園民営化のスケジュール案を提示しました。 「来年4月に対象園を公表し、 事業者の選定、 保護者との話し合い等を経て2年後の平成25年4月に1園移管する」 としています。
  また、 「拠点保育園5園を決定」 し、 「民営化を1園実施するごとに、 余った保育士を拠点保育園1園に地域担当保育士として配置する」 としており、 平成26年度以降も含め5つの公立保育園を民営化する考えであることが明らかになりました。

待機児童の解消こそ

 市は、 「民営化で捻出する財源を待機児童への対応に活用する」 「民営化する園の職員を地域の子育て支援等に活用する」 としていますが、 これらは民営化しなくても市がやろうと思えばできることです。
  市は、 「120人定員の公立保育園を1園民営化すれば6600万円の経費が削減できる」 としていますが、この経費削減は保育士の人件費を削ることになり、保育の質に影響します。
  「保育に欠ける」 児童の保育は児童福祉法に定められた市町村の義務であり 「保育園に入れない」 状況の解決のため、 認可保育園の増設にこそ力を入れるべきです。

民営化でなく私立への支援拡充を

 船橋の公立保育園は全園に看護師、 栄養士が配置されアレルギーのある児童にも対応しています。 「保育のあり方検討委員会」 の一次報告書でも 「私立と市立では人件費や職員配置等に差があり、 それが、 例えば私立保育所で発達支援保育が十分にできないことにもつながっている。 私立保育所の補助制度のあり方を検討する必要がある」 とし、 私立保育園に看護師・栄養士配置のための補助金を拡大することなどを求める委員の意見が出ています。
  日本共産党は、 公立保育園の民営化に断固反対するとともに、 私立への助成を拡充し市全体の保育の質を引き上げていくことでこうした公私間格差をなくしていくことを求めていきます。

船橋産の食材で
     学校給食実施拡大

 昨年度 「市立八木が谷北小学校」 で一日だけとりくまれた 「船橋産給食の日」 が今年度は小学校3校・中学校1校に拡大し、 実施されます。
  10月27日、 昨年に引き続き2回目の 「船橋産給食の日」 を実施した八木が谷北小学校の状況を日本共産党市議団も参観しました。

児童も活き活きと学習

 市教育委員会は 「船橋産給食の日」 の実施目的を 「児童生徒や教職員・保護者等学校関係者が地域や県産物の理解を深め、 地域に伝わる食文化や食の加工技術に触れることにより、 地域を身近に感じ、 より豊かな食生活を営もうとする意欲を促す機会とする」 とし、 給食だけではなく授業にも組み入れています。
  八木が谷北小学校3学年の社会科授業では、 ゲストティーチャーとして魚や貝の専門家が給食の食材となる 「スズキ」 や 「アサリ」 の現物を児童に見せながら学習をすすめていました。
  「スズキ」 の水揚げは千葉県が全国1位であることやおいしい魚が船橋漁港に揚がっていること、 「アサリ」 の貝殻の色は産地によって違いがあり 「三番瀬のアサリはきれいでうまい」 など興味深い話がたくさんあり、 児童からは活発な質問が出されました。
  栄養士の先生からも 「船橋産の食材にこだわるのは、 安心・安全であり、 新鮮でおいしい、 近くから運ばれるので環境によい」 と話がありました。 児童たちも 「エコだ」 の声を大きく上げるなど活き活きとした授業が行われていました。
  この日の献立の船橋産食材は14品、 総熱量比率は約58%です。
  地元でとれる農水産物を食材として取り入れ、 子どもたちに豊な食教育が実践される 「船橋産給食の日」 が全校で実施されるよう今後も皆さんと力を合わせがんばります。