166号【2003年2月発行】
関根和子の日本共産党市議会報告

5期20年
豊かな実績・身近な相談相手

関根和子略歴
1941年東京生まれ。都立墨田川高校卒業。千葉県勤労者医療協会に勤務。八木が谷小・中学校PTA役員、船橋市民生協理事などを歴任。市議五期。厚生常任委員長、環境経済委員長など歴任。

生活相談を担当する地域
二和西、二和東3〜6丁目、三咲2〜3丁目、咲が丘、みやぎ台、八木が谷、高野台、小室町、金堀町、豊富町、鈴身町、神保町、小野田町、車方町、大神保町、坪井町・古和釜町の一部
連絡先 咲が丘4-12-8 電話(447)0557

咲が丘地域一帯の雨水本管が
市の管理管となり、ひと安心
 咲が丘3丁目22番地先(そば小川家)より咲が丘2丁目27番地先(割烹御代川)に埋設されている排水管(400ミリ)が平成14年12月3日付で市の管理管となりました。
 この排水管は咲が丘地域一帯の雨水が流入する主要管で本管的役割を有しています。昭和43年頃に市の助成を受け、当時の居住者が設置したものですが、30年以上も経過し、マンホールや管なども老朽化し、危険な個所も出ていました。
 関根和子市議は、現在管理者が不明状況の排水管であり、このまま放置することはできないと市と交渉してきました。
 このたびこの排水管を利用している町会・自治会長連名のもとに市に管理依頼を行ない、市の管理管とすることができました。

問題の多い産業廃棄物処理施設の
管理指導の徹底を


 楠が山町にある産業廃棄物処理場に隣接した梨畑が、焼却炉のばい煙によって、再々被害を受けています。
 また、小室町の産業処理施設の悪臭で小室町ニュータウンの住民の方達も長い間、悩まされてきました。
 このように産業廃棄物処理施設の周辺では、焼却炉のばい煙や悪臭による被害、焼却残渣埋め立て等の被害があとを絶ちません。関根和子市議は、産業廃棄物業者の違反を指摘し、改善や是正を求めてきました。小室町の処理施設は「ダイオキシン類対策特別措置法」に基づく基準超過施設となり、去年の12月6日で廃止され、楠が山町の処理施設の焼却炉も行政による改善指導が行なわれています。

廃棄物の不法投棄や不法堆積を防止する条例制定を

 1時間あたり200kg以下の処理能力しか持たない小規模産業廃棄物処理施設は「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」の対象になっていないため、あちこちで問題をおこしています。そのため、千葉県では独自の条例を作って去年の10月から規制に乗り出しました。
 船橋市内にも、小規模産業廃棄物処理施設が13ヶ所もありますので、「小規模施設であっても廃棄物の排出から最終処分場までの過程を明確にしなくてはならない」と、県が制定しているような条例は、船橋市民にとっても必要不可欠であります。
 船橋市は、今年4月から中核市となり、産業廃棄物処理に関する事務を千葉県から受け継ぐことになりますので、このような条例を早急に制定することを、関根市議が12月議会で求めました。
 「船橋市としても、1年以内に市条例を制定する」との答弁がありました。