2003年 5月19日 533号

「ブッシュの戦争」に日本を動員する危ない有事法制!

反対の声を船橋からも広く大きく上げましょう!

 「テロや北朝鮮の『脅威』に『備える』ため」などと国民をだまして成立させようとしている有事法制。ねらいはイラク戦争のような、アメリカが引き起こす戦争に自衛隊を堂々と参加させ、日本国民を強制動員することにあり、反対すらできなくしてしまう危険なものです。
 自民・公明の与党と民主党が有事法案の「修正」を密室で合意し、15日に衆議院で採決を強行しましたが、危険な本質は何も変わっていません。民主党の野田よしひこ衆院国会対策委員長(船橋選出)は、自ら発行している「かわら版」で「徹底審議こそ国会の本分」と説明していました。ところが与党と民主党が合意した修正案は国会では一度も審議がされませんでした。
 憲法の平和原則を踏みにじり、海外での武力行使に道を開く、そして手続きの上からも議会制民主主義を破壊して、法案の採決をした勢力は国民の厳しい批判を免れることはできません。
 審議は参議院に移りますが、有事法案の危険性を知らせ世論の力で廃案に追い込みましょう。日本共産党船橋市議団も有事法案反対の共同行動を広げるためがんばります。
★有事法制は許せない〜船橋革新懇・沢田さん

 21世紀こそ核兵器もない、戦争もない時代にと思っていたのですが。アフガン攻撃、イラク戦争、そして日本では有事法制。やっぱり戦争をしたがる奴、戦争で得をする奴らと闘わない限り平和は実現できないのだという思いを強くしました。
 有事法制反対船橋センターはこの一年間、雨が降ろうが何があろうが、毎週水曜日、駅宣をやってきました。我ながら大したものだと思います。津田沼の駅宣では卒業生に会える楽しみがあります。イラクの戦争開始の頃「イラクの戦争はアメリカの自己中が原因でしょう」と語った高一のサッカー少年。衆院特別委員会で強行採決された日「自衛隊に行っている友だちがいる。とても心配している。海外に出ていって戦争に参加するなんておかしい」と20歳になる女子学生。ケイタイで署名している場所を教えて友達を集めてくれた高校生。
 若者も話してみると自分なりに考えている。駅頭での対話にも熱が入ってしまいます。
船橋革新懇事務局(元教員) 沢田 洋二


●三番瀬サテライトオフィスがフェイスにオープン

 4月21日、船橋駅南口のフェイス7階に、三番瀬サテライトオフィスがオープンしました。
 三番瀬サテライトオフィスでは、三番瀬に関する資料をそろえ、常時、解説員が待機しています。千葉県の三番瀬ホームページの閲覧、現在行われている通称「三番瀬円卓会議」資料や議事録の閲覧、三番瀬に関する資料・書籍の閲覧、三番瀬の立体地形模型・航空写真の展示、NGOの作成したパネル展示、企画の展示などを行っています。
 サテライトオフィスは、千葉県の「情報公開」「住民参加」という方針の中から生まれました。運営費は千葉県が負担をしますが、運営内容は三番瀬にかかわるNGOが月に1回集まり、話し合いを持ち、決定しています。
 より多くの人たちに三番瀬サテライトオフィスに見学に来ていただき、三番瀬に対して関心を持ってもらいたいと思います。三番瀬を将来どのようにしてゆきたいかという意見、サテライトオフィスの運営に対する要望も受け付けています。住民としての意見をたくさん寄せていただきたいと思います。
 今後は、三番瀬に関わる地元NGOの作製したパネル展、三番瀬の生き物の展示なども企画しています。学校の先生方や生徒さんの総合学習のための情報提供なども出来ればと考えているとのことです。
 業務時間は月〜木11時から19時金・日9時から16時30分です。土、祝休日(日曜日は除く)及び年末年始お休みです。
 電話番号は 047―424―8425 です。


◆新しくなった船橋市の会派結成状況 → 詳しくはコチラ