２００5年 ６月２７日 ５８７号
■船橋市議会 市民福祉優先の市政めざし全力で
－日本共産党
船橋市議会が６月２７日から７月１５日まで１９日間の会期で開かれます。
市長選挙後、初の議会であり再選された市長の市政運営に対する姿勢を明らかにする議会です。
日本共産党市議団は市民福祉優先の市政めざして市長選挙で日本共産党の仁木利則候補が掲げた公約や選挙中市民のみなさんから寄せられた要望を実現するため全力を尽くします。
市長からは６５歳以上の個人住民税非課税措置の廃止による増税が提案されています。その他、消防団員の障害補償等級、退職報償金の額にかかわる条例改正、保育園分園設置のための補正予算など議案１４件が提案されています。
議会の日程は表のとおりです。ぜひ傍聴においでください。
－議 会 日 程－
６月２７日（月） 開会、市長からの議案提案の説明、議会内人事（議長、副議長の選任）
２８日（火） 議会内人事（常任委員の所属変更等）
７月 １日（金） 議案質疑 金沢和子議員⑤
４日（月） 一般質問 岩井友子議員⑥
市長の姿勢を問う中核市・フェイスビル問題、
福祉切りすての「財政健全化プラン」、公契約条例等
５日（火） 一般質問 関根和子議員④
公共事業の契約、ゴミ指定袋の見直し（カラス対策）、小児医療費の助成
６日（水） 一般質問 高橋 忠議員①
教科書採択問題、道路整備等
７日（木） 一般質問 伊藤あきひろ議員⑤
住基ネット、飯山満土地区画整理事業等、商業振興等
８日（金） 一般質問 佐藤重雄議員①
地方住宅政策、介護保険等
１２日（火） 常任委員会 総務、健康福祉、建設、市民環境経済、文教の
各委員会で、議案や陳情・請願についての審議・採決をします
１５日（金） 閉会 各常任委員会における議案等の審議や採決報告を受けて議決します
※ 議員名横の○内の数字は質問順番を示しています。
■７月１０日投票 だいじな農業委員選挙
農地をまもり、生かす農業委員会に
７月は農業委員の選挙が全国いっせいにおこなわれます。農業の崩壊にどう歯止めをかけるのか、どの市町村でも大きな課題です。
ところが、自民党農政は企業参画の大規模農業をすすめ、米価は大暴落、輸入野菜も急増で「家族経営」の農業をつぶしをすすめています。これでは地域の農業はなくなってしまいます。こんなやり方を許すわけにはいきません。農業を守る取り組みを強めようではありませんか。
船橋市の農業委員選挙は７月３日告示、７月１０日投票で行われ、１８人が選挙で選ばれます。
日本共産党は現職の飯島行雄農業委員・斉藤教子農業委員が船橋の農業を守るためがんばります。農業委員会が農家の代表としての役割を発揮できるように全力を尽くします。
●日本共産党はみなさんと力をあわせ実現します ① 農業直売所への支援や学校給食への地場産の供給、特産物への価格保障、新規就農者への支援などの実現に努めます。地域住民や消費者との交流もすすめます。 ② 農業委員の力をあわせ、農地の荒廃をふせぎ、集落の話し合いなどで耕作者をあっせんし、遊休農地の解消につとめます。 ③ 暴落した米価の回復、食料自給率の向上、大多数の農家が成り立つ農政を政府に求めます。
■船橋市長選挙
公約実現に全力をつくします
６月１９日投票で行われた船橋市長選挙では、日本共産党の仁木利則候補へ多くのご支持をいただきました。
残念ながら当選にはいたりませんでしたが、小泉内閣の「痛み押しつけ」の政治がつづく中、医療費助成や児童養育手当を打ち切られ「日本共産党にがんばってもらわなければ生きていけない」、「削った福祉のお金がフェイスビルの借金にまわっていたなんて許せない」など、藤代市政の実態を知った方々から、驚きと怒りの声が寄せられました。
藤代市長は、船橋駅南口再開発事業（フェイスビル建設）に象徴されるように、開発優先の市政をすすめ、さらに財源の見通しのないまま中核市への移行をすすめるなど、財政を悪化させました。一方で、「財政健全化」の名のもとに、これまで市民の運動でつくりあげた船橋市のすぐれた福祉や子育て支援制度の改悪、公共料金の値上げを計画するなど、自らの失政のツケを市民に転嫁し、今後も一層強めようとしています。
日本共産党は、市民のみなさんとともに、福祉・くらしを応援する市政への転換をめざし、選挙でかかげた公約実現にむけて全力でとりくみます。
日本共産党船橋議員団
船橋市長選結果（投票率 31.12%) 得票数 得票率 仁木 利則 36,011 25.91% 藤代 孝七 102,974 74.09%