2007年9月3日 No.646

 

■ 9月市議会 4日から27日までの日程で開催されます


 ・日本共産党は消費税引き上げ反対、
     定率減税を元に戻せなど国への意見書議案を提案

 参議院選挙後初めての議会となる市議会が開かれます。

 ・市長から提案される議案

○補正予算
(西海神小学校の借地の買い取り、習志野5丁目子どもの広場の遊具が腐食していての事故の賠償金支払いなど)

○市街化調整区域での宅地開発について一部規制を強化する条例 改正案

○下水道請負工事契約4件

  他に政務調査費が不当な支出として監査委員が勧告したにもかかわらず返還に応じない二人の現・元市議に対して返還を求める訴えをおこす議案も予定されています。
  日本共産党は「消費税引き上げ反対」、「定率減税をもとに戻せ」、「テロ特措法延長反対」、「自立支援法をもとに戻せ」、「後期高齢者医療保険制度中止」などの国への意見書議案の提出を予定しています。
  日本共産党市議の質問予定は左記の通りです。
  議会本会議は午後1時からです。傍聴においで下さい。

質問予定 ※各議員の名前の後の数字は発言順番です。
9月 7日(金) 金沢和子C 市長提案議案への質問
11日(火)
岩井友子C 馬込町の墓地建設問題、子育て支援(インフルエンザ接種助成、保育)リハビリ病院、医療センターの差額ベッド料、営利企業の行う福祉サービスについて
12日(水) 佐藤重雄D 合併・政令市問題、住宅政策、介護保険について、増税など負担増からくらしを守る
13日(木) 中沢 学@ マンション建設による諸問題
14日(金) 渡辺ゆう子A 習志野基地への新型ミサイル(PAC3)配備問題、国民健康保険について、公民館の利用について、防災問題
伊藤昭博C 葛飾小など過大校問題、老朽校舎対策、融資制度について
18日(火) 関根和子D 健康診断・保健指導について、学校耐震化について、女性センターについて
20日(木) 5つの常任委員会
21日(金) 予算特別委員会 石川敏宏、金沢和子議員
27日(木) 2006年度決算認定議案の質問 石川敏宏議員

 

 

■ 市民の声を市政に

 日本共産党は市民のみなさんからお話をうかがい、議会の準備をすすめています。

 ・子育て中のおかあさん

▼インフルエンザの予防接種のお金毎年大変。▼どうして船橋市は市立幼稚園がないの?幼稚園の月謝は高いし、入園のときは入園料や制服安
いところでも10万円以上もする。▼近くの保育園に入れず電車に乗って預けてそれから仕事へ・・・保育園を増やして。▼小学生の子どもが学校のト
イレが汚いので家まで我慢して帰ってくる。▼小学校にも全校にスクールカウンセラーがいたらいいのに。▼パソコンで絵を描いたりしているけど小
学校のパソコン指導って必要?

 ・医療や福祉関係の方

▼医療問題では特に市内の医療機関でも看護師が不足していて看護師の確保に市としても力をいれてほしい。▼政府の医療費削減のための入院抑制で在宅医療の患者が増えているが在宅では支えきれない。▼コムスン問題以降特に新規ヘルパーとして働く人がおらず、市内でもヘルパーの派遣が困難になるケースが出ている。▼要支援を対象とした新予防給付のヘルパー派遣では制約が多く必要なサービスが受けられない。▼来年から始まる新しい健診事業(これまでの基本健診が大きく変わります)は、メタボリックシンドロームに特化されようとしているが市民の健康は守れるのか。船橋市の健診事業はどう変わるのか、健診が有料化されないかなどの疑問が。

 ・教職員と

▼市内の公立学校では、施設の老朽化や耐震化の遅れ、教室不足などが深刻。雨漏りがおきてから、床の不具合でけが人が出てから、トイレの水が出なくなってからなど、何かが起きてからの対応で現場は困っている。▼小学校の入学者数が増加している学校では、プレハブ校舎が建設され、教室不足への切実な要望もだされ、市の対応の遅れが指摘されました。

 ・市役所で働く方は

▼市立保育園の民営化は、市民、保育園父母会及び保育職員などの連携した運動もあり、現状はストップさせているが、この秋が大きな山場となっています。▼非正規の職員が増え矛盾が広がっています。再任用職員と臨時職員との待遇の格差、また放課後ルーム職員の身分は非常勤職員で、何年勤務しても給料が上がらないため、退職者が多く、仕事になれないための労災事故が頻発。「安上がり労働」のしわ寄せが働く人に。命を預かる保育労働がこれでよいのか。