2008年1月1日 No.658

●どこの港に舵をとるか?●

 昨年は、いっせい地方選挙がありました。
 おかげさまで、日本共産党の船橋市議、8名全員が再び議会で活動できるようになりました。
 新しい年を迎えるにあたって、みなさんと一緒に考えて見たいことをここに書いてみたいと思います。
 今年4月から「後期高齢者医療制度」が導入されようとしていますが、この制度ほど「高齢者いじめ」と思えるものはありません。
 社会保障や福祉にお金をかけず、大企業の負担を減らすだけでなく「もっと儲けられる仕組み」をつくれという財界の押し付けでつくられたものです。
 こんな世の中でいいのでしょうか?
 こんな時、思い出すのが「福祉でつぶれた国は無い」という言葉です。
 もう10年位前でしょうか、新聞のコラムの見出しでした。
 その後も「福祉でつぶれた国」はでていません。
 「福祉で国はつぶれない」のです。
 日本という国を、高齢者を切り捨てて痛みの感じない国にするのか、だれもが安心してくらせる国にするのか、右か、左か?どの港に向かって舵をとるのか?
 今年は総選挙が避けられないといわれています。
みなさんがこの「舵を握る時」です。

2008年ごあいさつ

県議会議員  丸山慎一

  「対決」していたかと思ったら、こんどは「大連立」。もう何を信じていいのやら、です。それもこれも自民と民主が違いのない政党だからできること。今年こそ、二大政党の危うさを抜け出して、自民党政治そのものを変える流れを太くしたいーーそれが今年の決意です。
党県青年学生部長 斉藤和子

 新年を迎え、総選挙に挑戦する新たな決意とともに、身のひきしまる思いです。税金ばかりとられ、命や暮らしを切り捨てる政治は許せません。生きる希望、働く意欲を奪う政治の転換、憲法が息づく日本へ全力でがんばります。
市議会議員
     中沢 学


 昨年4月の市議選でみなさんのお力で初当選させていただいてから、1年生議員として議会内外での活動に全力で奮闘してきました。つねに「福祉の心を市政に」という初心を胸に、市政の改善にとりくんでいきたいと思います。
市議会議員
    渡辺ゆう子


 産むにも育てるにもお金がかかりすぎます。安心して子育てのできる船橋市に。そして、子どもたち、高齢者、一人ひとりが大切にされる市政の実現に向け、今年も新しい一歩を進めていきたい。
市議会議員
    伊藤あきひろ


 行き場のない「難民」と呼ばれる方々が、医療や介護など様々な分野に増加しています。一方で、巨大な資本だけが肥え太る社会は異常です。地域に生きる庶民の声を大切に頑張ります。
市議会議員
     関根和子


 習志野自衛隊基地に「PAC3」が配備された。予算1600億円は船橋市の一年分の一般会計予算額を超える。貧困が深刻化しているのに軍事費の大きな無駄使いに怒りを感じる。平和や暮らしが守られる政治をめざし、今年も皆様方と力をあわせます。
市議会議員
     金沢和子


 同じ失敗の繰り返しに見えても疑わず、失敗しても気を落とさず、堅忍を持ってたたかおうと、偉大な先輩が語りました。「一歩前進、二歩後退」、100年たっても色あせないこの言葉を、改めてかみしめています。
市議会議員
     佐藤重雄


 「参議院で野党が多数」になったら、これを「ねじれ」などと報道される。二院制なのだから、「あって当然、健全な形」だと見えないのが不思議。後から示された国民の意思、「参議院の形こそ」が尊重されるべき。ただ、それだけ。
市議会議員
     岩井友子


 食品が値上りしている。輸入の小麦やトウモロコシが原因だ。日本の農業を守り、食糧自給率を上げることに緊迫感、切迫感をもつ。大消費地にある船橋市の農業の役割は大きい。農業を守り、食を守ることは命を守ること。
市議会議員
     石川敏宏


 新構成の8人の議員団、力を合わせ、公約実現に奮闘中です。大もうけの大企業への減税を続け、一方で庶民増税は許せません。衆院選での日本共産党の躍進で消費税増税をストップさせましょう。