船橋市は9校の中学校にナイター照明を設置し、市民団体に夜7時から9時まで運動場を開放しています。野球やソフトボール、サッカー、グラウンドゴルフ等で使用されています。
しかし、野外スポーツができる広場や運動場もない地域でも、学校にナイター照明が整備されていないため、夜間の運動場開放がされていない地域が沢山残されています。
このような地域の学校施設に「周辺住民の合意を図りながら、ナイター照明を設置し、運動場開放を推進すべき」とただしました。
また、船橋市における学校運動場夜間開放は4月から10月迄の7ヶ月間とされています。
現在、利用している団体の方々から、11月〜3月間も使用させてほしいとの声も出されており、「学校教育に支障がないかぎり通年使用させるべきである」とも求めました。
市からは「学校や近隣住宅の理解が得られれば今後も積極的にナイター照明設備をしたい。通年使用については、近年、冬でも盛んなサッカーの人気も高まっているので、地域住民、学校現場の意見をうかがいながら、可能な所は実施してまいりたい」との答弁がありました。
平成19年度の船橋市学校運動場ナイター照明利用状況は385件ですが、市川市では6222件の利用となっています。市川市は30校にナイター照明設備がされ、一年中利用できるようになっているため、船橋市の10数倍の利用があります。
市川市のナイター利用状況を鑑みれば船橋市民の需要もおおいにあると推測できます。
今後も、ナイター照明設備を拡充し、運動場の通年使用ができるように取り組んでまいります。 |