６月定例市議会が６月29日開会されました。議会の役職は２年で交代するという申し合わせがあることから、新議長の選出が行われました。
日本共産党は、議会の役職については、議席数に応じての配分をと提案してきています。
今回も多数を占める保守派から議長の選出をということに合意をしましたが、その場合でも議会を代表するにふさわしい品性があることが条件であると主張しました。

■議長選びは選挙に

　 しかし最終的に保守派がまとまったのが、興松勲氏（自由清政会）でした。
興松勲氏は、１９８１年衆議院選挙の買収に荷担したことで、公職選挙法違反で有罪判決をうけ、公民権停止の処分も受けています。
　 日本共産党は、興松氏が民主主義の根幹である公職選挙法に違反し、買収で有罪判決をうけていることから、「議長にふさわしくなく、推薦することは出来ない」と反対したことから、選挙となりました。
　 選挙の結果は50票中白票６、興松22、上林（公明）10、石川（共産）８、浦田（市ネ）４で興松勲氏が議長に選出されました。