2010年4月12日 No.717

◆日本共産党演説会 志位和夫委員長がお話します。5月22日(土)午後2時〜千葉県文化会館

「保育園に入りたくても入れない」
入所待機児の解消を

 船橋市内の保育園の入所待機児が2月には1016人にまで増え、保育園不足はますます深刻になっています。
  この4月には船橋市内に新設2園、分園1園、増員2園の計260人分の定員が増えましたが、すでに4月1日現在532人の入所待機児が出ています。
  新年度は新設5園(上山町、藤原2、大神宮下駅前、飯山満、坪井)増員1園の計390人分の保育園整備予算が組まれ来春開設の予定です。
  働く母親が増え各地で保育園不足が社会問題となっていますが、さらに船橋市ではマンション建設や宅地化による人口増で未就学児が年間600人程度増え保育園不足に拍車をかけています。
  ふなばしあいプラン(次世代育成支援行動計画)では2010年〜2014年に南部300人、西部500人、中部200人、東部400人、北部100人の合計1500人の定員増を目標にしています。「目標はニーズ調査と児童数の将来推計に基づき算出して」と議会で答弁していますが、現在、定員を25%も超過して受け入れている実態や待機児数の推移をみると目標を達成しても待機児が解消できるか疑問です。
  保育園に関わる国の補助金が自公政権時に大幅に削減され(船橋市で年間7億円)保育園整備にブレーキがかけられました。保育園不足の原因にもなっています。新政権は子ども手当では多額の支出で子育て支援を打ち出しているのですから、子育て世代が本当に困っている保育園不足にもしっかり取り組んでほしいものです。



「命守る」認識共通
市医師連盟と懇談

 日本共産党議員団は1日、市内で市医師連盟と懇談を行いました。党市議団と丸山慎一県議、医師連盟側から役員8人が参加しました。
  医師連盟役員の深沢則夫医師会長は「政権が代わり今後は超党派でいくことを決めた。政治家、政党と懇談し現場のことを伝え、政治に反映してほしい。憲法25条を生かし命が大事にされる社会を望みます」とあいさつしました。
  医師連盟側からは年間9カ月で実施している市の特定検診を通年制に戻す要望や出産一時金の支払いの問題、医師の過重労働などさまざまな声が出されました。また、市医師会が運営している夜間救急診療所について、「高齢の医師が深夜当番医をするなどの当直医不足で限界にきている」との実態が訴えられました。
  元市医師会長からは「医師も議員も『市民の命を守る』という共通認識があることを感じた。医師と政治家の連携が必要」との発言がありました。

失業中の皆さんへ
「緊急雇用創出事業」を活用しましょう

 市では、厳しい雇用情勢に対応するため、現在失業中または雇用契約等により採用時までに離職予定の方を対象に、働く人を募集しています。
  応募方法は、直接雇用の場合は、担当課またはハローワークへ、委託事業の場合は、受託事業者またはハローワークへお問い合わせのうえ、ご応募下さい。
  緊急雇用創出事業全般に関するお問い合わせは、商工振興課へ、募集内容については各担当課までお問い合わせください。 
ハローワークふなばし 電話047-431-8287