福島第一原発事故から4ヶ月が経過しましたが、いまだ事故の収束の見通しさえ立たない状況が続いています。
この間の船橋市による放射線量測定でも小室公園で時間当たり0・44マイクロシーベルト、小室小学校で0・40マイクロシーベルトと高い数値が検出されています。
このような状況の中、7月15日に日本共産党船橋市議団は市長に対し、「市民の被曝をできうる限り減らし、命・健康を守る放射能汚染対策に取り組むよう」再度申し入れを行いました。
■ 申し入れ内容
(1)被曝限度は国際防護委員会勧告の年間1ミリシーベルト、時間当たり0・19マイクロシーベルトを基準に対策を行うこと。
(2)全ての学校、幼稚園、保育園、公園、通学路など子どもが利用する場所の放射線量を定期的に測定し公表すること。測定は敷地内の1か所にせず、放射能がたまりやすい場所など細かく実施すること。学校プールの水質調査、プールサイドの放射線量調査を行うこと。
(3)放射線量の高い砂場や校庭などは砂や表土の補充ではなく入れ替えを行うこと。
(4)学校校庭の側溝など放射能がたまりやすい場所の清掃を行い、子どもを被曝から守ること。
(5)学校給食、保育園給食の食材の(1)被曝限度は国際防護委員会勧告の年間1ミリシーベルト、時間当たり0・19マイクロシーベルトを基準に対策を行うこと。
(2)全ての学校、幼稚園、保育園、公園、通学路など子どもが利用する場所の放射線量を定期的に測定し公表すること。測定は敷地内の1か所にせず、放射能がたまりやすい場所など細かく実施すること。学校プールの水質調査、プールサイドの放射線量調査を行うこと。
(3)放射線量の高い砂場や校庭などは砂や表土の補充ではなく入れ替えを行うこと。
(4)学校校庭の側溝など放射能がたまりやすい場所の清掃を行い、子どもを被曝から守ること。
(5)学校給食、保育園給食の食材の検査を実施し安全確認を行うこと。
(6)市内農水産物について独自の測定を行うこと。
(7)市民が集まる公共施設に放射線量測定器を配置すること。市民に放射線量測定器の貸し出しを行うこと。
以上の取り組みを求めましたが、対応した松戸副市長からは「放射線量が少ない方が良いのは解るが除染をどうするかの問題が出てくる」「食物に対する市民の関心が高い。検査の回数は増やしたい」等のコメントもあり、「今、市でも申し入れ内容に近いところで検討を始めている。もう少し結論は待ってほしい」との回答がありました。
船橋市は放射能汚染対策を積極的に進める時です。
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