2006年7月27日 |
船橋市長 藤代孝七 様 |
教育長 石毛成昌 様 |
日本共産党船橋市議団 代表 石川敏宏 |
県立高校の統廃合についての申し入れ |
千葉県教育委員会は「県立高等学校再編計画第3期実施プログラム案」を発表しました。この計画の中に船橋市内の県立高等学校の船橋旭高校と船橋西高校の統廃合計画が盛り込まれました。
両校の統廃合計画案は事前に同校生徒や保護者、教職員や地域住民に何の相談もなく、関係者は突然の計画公表に大変驚いています。学校の存廃は子どもたちの教育、地域のまちづくりに多大な影響を与えるだけに関係者にも隠したままの計画の作成手法にも問題があります。
県の計画は統廃合の理由に生徒数の減少をあげていますが、子どもの教育を考えれば生徒数の減少で行うべきことは統廃合よりも少人数学級実施に踏み出すことです。
船橋市は受験可能な学区が広く受験競争の大変激しい地域です。生徒数も今後増加する傾向であり、統廃合による県立高校の減少は子どもたちにさらに負担をかけることになり認められません。
そこで市長におかれましては、船橋市内の子どもたちの教育環境を守るために、千葉県教育委員会にたいし船橋市内県立高校の統廃合計画案の撤回を要請されますよう申し入れいたします。