ミニにゅうす 960号 2019年9月2日

第2回 定例会 9月議会が始まりました

 8月29日から10月4日までの37日間の日程で、令和元年(2019年)第2回定例会が開会しています。
 今定例会には市長から議案20件、決算認定10件が提案されました。
主な内容としては、男女共同参画センターのフェイスビル5階への移転費用や、来年4月から導入される会計年度任用職員制度(臨時・非常勤職員の新たな制度)に関する条例、などです。
日本共産党からは、「会計年度任用職員制度の施行に当たり、国が直ちに地方自治体への十分な財政措置を講じることを求める意見書」と、「最低賃金を直ちに1000円に引き上げるとともに、中小企業への支援強化を求める意見書」の提案を行いました。
日本共産党の各議員の質問等の日程は、表のとおりです。
ぜひ、議会傍聴にお越しください。

公共交通としてバスの積極的な活用を

 高齢になり自動車の免許証を返納したくても、交通が不便で買い物にも病院にも行けなくなってしまうので返納できないという方が少なくありません。
これまでも、交通不便な地域に公共交通であるバス便を走らせてほしいとの声があがり、八木が谷・丸山・田喜野井地区では船橋市の交通不便地区解消事業でバス路線が運行されています。
身近な公共交通としてバス便が期待されています。バスの利用について、市民から出されている要望を紹介します。

楠が山・大穴北地域でバスの要望

  7月4日、「コミュニティーバス(楠が山・大穴北等)を実現する会」が楠が山・大穴北等の交通不便地域を解消するためコミュニティーバス路線を早期に実現させる請願署名を1031筆集め、市長宛に提出しました。署名提出と併せて行われた懇談会では通学のためのコミュニティーバスを求める声や、家から最寄のバス停まで徒歩20分以上かかるなどの声が出されました。
市は今後、交通不便解消に向けた計画を検討していくとしています。

ふなばし三番瀬海浜公園行バスで要望

 ふなばし三番瀬海浜公園(以下、海浜公園)は、潮干狩り、野鳥観察、環境学習館など市内外から利用者が来ていますが、路線バスやマイカーを利用しなければ行けません。
8月26日、「三番瀬を守る会」のみなさんが、もっとバスで気軽に海浜公園に行けるようにと船橋市に要請を行いました。
現在海浜公園へは、JR船橋駅南口3番乗り場から1時間に1本程度運行されていますが、駅前のどこにも案内表示がなくバス停があることもわかりません。また3番乗り場も駅前のロータリーではなく京成のガードを超えた場所でJR船橋駅からは離れています。
要請では「船橋駅前にわかりやすい海浜公園行のバス停の案内表示を設置すること」「バス停を駅近くに移動すること」「バスの便を増やすこと」「JR西船橋駅から海浜公園行のバスを運行すること」を求めました。
もっとバス便が利用しやすくなれば、利用者も増えていくのではないでしょうか。公共交通としてのバスの活用を積極的に進めていくべきです。

無料法律相談 9月12日(木)/10月16日(水)
船橋市中央公民館