ミニにゅうす 1061号 2023年8月7日
オスプレイは いらない署名3992筆!
市民グループ「どこの空にもオスプレイはいらない@フナバシ」が7月28日に船橋市長あての署名509人分(累計3992人分)を提出し、危機管理課と懇談を行いました。
この署名では ①習志野演習場でオスプレイが訓練をする計画があることなどを知らせる、住民説明会の開催 ②オスプレイの配備撤回と飛行停止を市から国に要請すること、などを求めています。
参加者からの「今のCH47ヘリコプターの騒音でも苦痛なのに、それ以上にうるさいオスプレイなどありえない」「昨夏の5人が死亡した墜落事故の原因が機体の構造上の欠陥であったことを米軍が認め、自衛隊機も一時飛行停止になっている今、市からも国に対して、配備撤回をしっかり求めるべきだ」などの発言に対し、市は「週に一度、防衛局に電話をし、情報を求めている」、「安全保障は国の専管事項であるから」と答えるのみでした。
墜落を繰り返すオスプレイに搭乗させられる自衛官は船橋市民もいます。オスプレイによる市民の犠牲を誰一人も出さない覚悟で、船橋市が国に対して強い姿勢で要望することを求めていきます。
子どもの夏休み
放課後ルーム(学童保育)も職員が大変です!
子どもたちは夏休みです。
就労などで保護者が日中留守になっている家庭の子どもたちの多くが、放課後ルーム(学童保育)に通っています。現在、船橋市内小学校55校に合計104ルーム設置され、7月1日現在で5622人の児童が通っています。
放課後ルームでも教員や保育士と同様、職員不足が深刻です。各放課後ルームには主任支援員、支援員、補助員が児童数に応じて配置されていますが、必要数に対し多数の不足が出ています(表)。各ルームに配置されることになっている主任支援員の欠員が25人、支援員は53人の不足、補助員も常勤換算で65・2人の不足です。夏休みは臨時のパートも採用しますが不足を補うものではありません。
就労条件の改善が急務
開所時間中は必ず要資格者を置かなければならないのですが、欠員が多く、開所時間の午前8時から午後7時までと長い夏休み中は、要資格の主任支援員と支援員に過大な負担を強いています。本来の勤務時間が6時間のところ、午前8時から午後7時の11時間勤務を、何日もせざるを得なくなっています。実際には朝は子どもたちの受け入れ準備があり、開所時間前には出勤し準備をするので、さらに長時間の勤務となっています。
104ルームのうち69ルームが定員を超えて児童を受け入れ、定員の120%を超えるルームも出ています。すし詰め状態の放課後ルームで、子どもたちの生活を支えるため緊張し続け、さらに人手不足で、職員の勤務状況は過酷です。休憩もまともに取れず、昼食も「立ったまま」ということさえ起きています。
献身的な職員の過重な労働で、子どもたちの夏休みが支えられているという実態です。
市は「職員を募集しても集まらない」と言うばかりですが、募集したら集まるような労働条件への改善が急務です。
船橋市中央公民館