ミニにゅうす 1010号 2021年5月17日
船橋市長選挙に「明るい会」から
丸山慎一氏が出馬表明
コロナから市民をまもる市政を 海老川上流開発は中止を
5月11日、丸山慎一氏と「明るい会」は船橋市役所内で記者会見を開き、出馬を表明しました。
記者会見で丸山慎一氏は取り組む政策として
- しっかりとした検査などコロナ対策をすすめる
- 国保料値上げなどの負担増やサービス切り捨ての「行革」中止と海老川上流開発の中止
- 公契約条例やリフォーム助成など地域経済対策
- オリンピック、オスプレイなど国に対して発言していく
- 女性幹部の登用や生理の貧困対策などジェンダー問題の解消
5つの政策を示し、「時代が動こうとしているときに、前に進める市長選挙にしたい」と決意を述べました。
【出身】東京都立川市
【年齢】1955年生まれ 65才
【経歴】1997年3月に千葉県議会議員補欠選挙で当選後、6期22年間、県議会議員として活動。「明るい船橋民主市政の会」(通称、「明るい会」は、市内14団体で構成される市民団体)と政策協定を締結。無所属として立候補予定。
子どもをオリパラ観戦に動員
「学校連携観戦」はただちに中止を!
東京五輪・パラリンピック競技を園児や生徒に観戦させる「学校連携観戦」に、中止を求める声が広がっています。
この計画は新型コロナウイルス感染拡大前に立てられ、大会組織委員会がオリパラ教育のいっかんと位置づけし、チケットを用意。費用を各自治体が公費で負担し、各学校に割り当てます。東京都内の園児や生徒の約8割にあたる約81万人に、全国で約128万人が参加を予定していました。
千葉県では、県からの配布枚数は9190枚(約5人に1枚)で、学校からの希望数が配布枚数に満たなかったため、希望校に全て配布となりました。
船橋市では、現在の希望校は21校、1947枚です。
問題なのは、国から示されたこの事業の「Q&A」が、2019年のもので、コロナの感染対策やPCR検査について、まったく記載がないことです。参加をした生徒が万が一、感染し、重篤な事態になっても、国や県から何の指示もありません。
自己責任と言わんばかりです。
日本共産党は、教育委員会に対し、
●万が一の場合に保護者の自己責任にならないよう責任の所在を明確にすること
●感染対策はどのようにするのか、その費用はどうなるのかなど、県に問い合わせを行うこと
●場合によっては、市として中止の判断も行うこと
を、求めました。
市議補選に佐川長氏出馬表明
6月20日に船橋市長選挙と同時に行われる、船橋市議会議員補欠選挙に佐川長氏が立候補することが発表されました。佐川氏からのメッセージを掲載します。
わたしが暮らす若松団地は、居住者の80パーセントが65歳以上です。値上がりし続ける国保料、減り続ける年金。さらに新型コロナの影響で、病院へ行くこともできない方が増え続けています。ひたむきに真面目に生きてこられた方々が一番苦労を強いられる、いまの政治は間違っています。
医療や福祉に力をいれる高齢者にやさしい「まちづくり」は、青年や子どもたちにとってもやさしい「まち」になります。
全身全霊をかけて、実現させたい。がんばります。
【出身】秋田県秋田市 【年齢】1977年生 44才
【経歴】秋田県立秋田中央高校卒業。映像制作会社、民間警備保障会社勤務を経て、2018年より日本共産党千葉県西部地区委員会勤務。現在、常任委員、青年学生部長。