ミニにゅうす 1004号 2021年2月22日
第1回 定例会 3月議会が始まりました
2月15日から3月24日までの38日間の日程で、令和3年(2021年)第1回定例会が開会しています。
市長からは新年度予算案をはじめ53議案が提案されています。
日本共産党は「75歳以上の医療費窓口2割負担導入の撤回を求める意見書」「気候変動対策の強化を求める意見書」「新型コロナウイルス特別措置法、感染症法の罰則規定の撤回を求める意見書」という3本の発議案を提案しました。
日本共産党議員の質疑日程は表の通りです。ぜひ傍聴にお越し下さい。
市民に負担がかかる 馬込斎場の改修工事
馬込斎場の改修計画が進んでいます。2月17日に行われる四市(船橋・習志野・八千代・鎌ケ谷)複合事務組合の定例議会に向け、内容が明らかになってきました。
改修工事は、馬込斎場を全面的に改修するもので工期は今年2月から2年間ですが、施設の利用が大幅に縮小され船橋市民にとって影響は大きいです。
特に工事期間中の2021年4月から2023年2月までは、式場は利用休止になり、馬込斎場での通夜や告別式ができなくなります。火葬は工事期間中も行いますが、受け入れ件数は通常の半分に制限し、休館日は通常の年60日に加え20日程度増えます。また、「駐車場が減るため会葬者は10名程度にお願いする」としています。
馬込斎場の利用制限の間は、習志野市茜浜にある四市斎場のしおかぜホール茜浜の式場や火葬を利用することになります。しかし、馬込斎場に比べしおかぜホールの式場使用料や火葬料が高額です。主な料金は表の通りです。
市内中央より北側の市民にとっては馬込斎場に比べ、しおかぜホールは遠く不便になります。それだけでなく工事期間中は高い料金を負担しなければなりません。
日本共産党はしおかぜホール開設にあたって、馬込斎場に比べて高額な料金設定は公平に欠けるとして反対してきました。また、馬込斎場の建て替えにあたっては、できるだけ工事の影響を市民に負わせないよう仮設の式場を作ることを提案してきましたが、実施されていません。
今、コロナ禍で暮らしが厳しくなっている時に、こうした負担増を強いることは本当に問題です。負担増をやめさせるために引き続きがんばります。
新年度予算・補正予算案に盛りこまれたものを一部紹介します
*離婚前後の父母に対し、①弁護士による養育費等相談の開催数を増加(年 72回→年96回)、②面会交流の支援機関を利用した際の費用を助成
*耐震性が不足している緊急輸送道路沿道建築物について、耐震改修費の一部を助成
*中学1年生の給食を4月から開始(2021年度)
*救急体制の充実強化を図るため、救急隊一隊の増隊(夏見分署)
*就学援助の申請方法を簡素化(必要書類を申請書と通帳の写しのみとする)
*自閉症・情緒障害特別支援学級を葛飾小学校と習志野台第一小学校に開設
*学習支援として、通信環境が整っていない家庭に対する貸与を目的としてモバイルルータを整備(4,410台。来年4月から全校実施を目指す)
*フェイス期日前投票所における衆議院小選挙区の投票について、千葉4区に加えて13区の有権者も投票できるようにする