ミニにゅうす 1118号 2026年4月13日

浸水被害を防ぐために
排水管更新と雨水対策

 

 船橋市では、新しく住宅地をつくる際、生活排水と雨水を流すための排水管を整備してきました。さらに1970年代後半以降は、雨を一時的にためる「調整池」を設けることが義務づけられ、住宅地のなかで雨水を処理する仕組みがつくられてきました。
 しかし近年は、想定を超える大雨が増え、調整池がない地域や、古くなった排水管のままの地域で、床下浸水や道路の冠水といった被害が起きています。こうした場所では、本来早急な対策が必要ですが、市は優先順位などを理由に、対応が進んでいないのが現状です。
 そこで、今議会では古くなった排水管の更新を後回しにせず、現在進めている雨水整備計画を同時進行で進めること、老朽化対策は単なる更新ではなく現状の雨に対応できるよう改善すること、調整池がない地域には空き家なども活用し、新たに雨水をためる仕組みを整えるよう提案しました。

後回しにできない浸水対策

 市は、「優先的に整備している19地区以外にも、床下浸水や道路冠水が発生している地区は把握しており、こうした地区についても対策が実施できるよう検討する」と回答。これまでのように、現在の雨水整備計画が完了しなければ取り組まない、という姿勢は見直されます。

 しかし、市内には設置後40年以上経過した排水管が約158キロメートルあり、そのうち50年以上のものは約64キロメートルにもなります。158キロメートルは、直線距離にすると船橋駅から鬼怒川温泉までに相当する長さです。
 引き続き、早期の対応が進むよう求めていきます。

オスプレイ
船橋市が飛来について国に要請

 3月25日に船橋市・八千代市・習志野市の3市長が連名で「陸上自衛隊オスプレイの運用に関する要請書」を国に提出しました。その内容は、オスプレイが3市内いずれかの上空を通過する場合は、事前に防衛省から3市、3市議会、及び地元住民に対し、オスプレイの飛来や運用のあり方、機体の安全性、生活環境への影響等について十分に説明するよう求めるものです。
 陸自オスプレイが木更津駐屯地に暫定配備されるにあたり、その飛行訓練先の一つとして習志野演習場が想定されていることが明らかになったのが2019年でした。それを知った演習場周辺の市民らが、「墜落を繰り返し、騒音や低周波の害もある欠陥機オスプレイの飛来に反対する」と行動を始めました。その声におされる形で、2020年6月30日にこの3市長が連名で「木更津駐屯地への陸上自衛隊オスプレイ暫定配備に関する要請書」として、今回と同趣旨のものを国に提出していました。これは今回と同様に「オスプレイを飛来させないでほしい」と要請するものでなく、事前の説明を求めるものでしたが、結果的に習志野演習場への飛来はありませんでした。防衛省が当初の訓練計画を変更した理由は不明ですが、この要請書に因る部分が大きいのではないかと考えます。

今後はオスプレイ飛来NO!を

 昨年7月に木更津での暫定配備が終わり、陸自オスプレイは佐賀駐屯地に移駐されました。 しかし、その後も佐賀から木更津に飛来しており、さらには11月に船橋市上空を通過したことがフライトデータによって分かりました。そこで昨年の第4回定例会において日本共産党の議員がこの件を質し、オスプレイの飛行に関する要請を改めて市から国に対して行うよう求めていました。また市民団体「どこの空にもオスプレイはいらない@フナバシ」も12月に同様の申し入れを市に行っていました。これらのことが今回の、3市から国への改めての要請書提出につながったものと思われます。
 今後はオスプレイの飛来を拒む旨の要請書を3市から国に提出するよう、日本共産党は引き続き取り組んでいきます。