ミニにゅうす 950号 2019年5月13日

950号 2019年5月13日
消費税10%への増税中止を!
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今年度と来年度「行革」集中取組期間
市民生活に激痛与える「行財政改革推進プラン」

船橋市は今年3月に「行財政改革推進プラン」(以下プラン)を策定(市民への公表は4 月)、2 0 1 9年・2020年を「行革」集中取り組み期間にしました。
この「プラン」では、2018年度に行った今後10年間の船橋市の財政推計では毎年度30億円以上の財源不足が生じるため、毎年度30
億円以上の効果を生み出す必要があるとしています。
しかし、財政推計の30億円の財源不足は、海老川上流地区の開発や、船橋駅南口地区、京成船橋駅東地区などに高層マンションを建設する再開発事業への支出等がなければ生じません。都市基盤整備といって大規模開発を行う財源づくりが「プラン」の目的ではないでしょうか。

市長は「市民の皆様に一定の負担をお願いすることも生じます」と述べていますが、「プラン」は市民サービスの削減と負担増で市民生活に激痛を与える内容です。
さらに歳入確保として滞納対策の強化がはかられますが、人権侵害が行われることが懸念されます。今も給食費を滞納した母子家庭を裁判に訴えたり、給与や預金口座の差し押さえによる生活の窮迫などの人権侵害が起こっています。さらに悪化することが懸念されます。
詳細な計画は船橋市のホームページに掲載されています。ぜひご覧いただき、身近でどんなことが起きようとしているのかチェックしてください。
すでに船橋市は4月以降担当課が「プラン」に基づく検討を行い、企画財政部によるヒアリングが始まっています。8月から9月には市民意見聴取、10月見直し方針決定と予算要求、2月予算案・公表というスケジュールです。
市民の暮らしが第一となる船橋市となるよう力を合わせましょう。日本共産党市議団も頑張ります。

5月1日船橋市天沼公園であった第64 回船橋地区統一メーデー。岩井友子市議が、船橋市が進めようとしている、あらゆる分野での市民負担増計画について話しました。県・市議選の候補者も全員揃って元気な姿を見せました。

無料法律相談 5月16日(木)/6月12日(水)/7月10日(水)
船橋市中央公民館