ミニにゅうす 1021号 2021年11月29日

来年度の予算要望書を提出

 日本共産党船橋市議団は、今年も皆さんにご協力いただいた「市民アンケート」をもとに「2022年度予算要望書」を作成し、11月25日に市長へ提出、要望実現の申し入れを行いました。5月より市内に約14万枚を配布し、9月末日までに722通の回答をいただきました。船橋市議団はこれからも皆さんと力を合わせ、要求実現に取り組んでまいります。暮らしのお困りごと、市政などへの改善要望などは、お気軽に日本共産党までご相談ください。

 

船橋市パートナーシップ宣誓制度が始まります

 パートナーシップ宣誓をした二人を、市が証明する船橋市パートナーシップ制度が12月16日から開始されることになりました。法律上の結婚を望んでも認められない同性カップルや、夫婦別姓を選択した事実婚カップルなどが対象となります。
 子どもを含めたファミリーシップへの制度拡大を望む声もあり、改善をもとめていきます。また、本来は同性婚や選択的夫婦別姓を認める法改正こそすべきです。改善に向け皆さんと力を合わせて頑張ります。

コロナワクチン3回目接種
市民が混乱しない手法で!!

 今議会に3回目のコロナワクチン接種について提案がありました。2回目ワクチン接種から8ヶ月を経過した医療従事者等の接種が、12月上旬から開始されます。その後、2回目接種から8ヶ月を経過した高齢者から順に、1ヶ月ごとに接種券が郵送されます。市民への接種は来年2月中旬に開始予定で、接種券が届いた方から自分で予約をとるというものです。
 本市のコロナワクチン接種は、「船橋方式」と称して、かかりつけ医で接種するよう、自分で予約をすると言う手法でスタートしました。しかし、「電話が繋がらない」「予約が取れない」など、市民が大混乱に陥りました。「また、同じ方法で市民を混乱させるのか」と議会で質し、同じ過ちを繰り返さないため日本共産党は、送付する接種券にあらかじめ「日時と接種会場」を印刷し、都合の悪い方のみ調整をする手法を提案しました。しかし保健所は、「医師会と連携を取りながら、市民にご迷惑のかからないよう進める」と、1・2回目と同様の手法で3回目接種を実施することに固執しました。「枠は十分用意するが、接種できるか否かは、国からのワクチン供給量による」と責任転嫁とも取れる発言もありました。
 市民に混乱をきたすことのないよう、体制強化や医療機関との連携など、今後も要望を続けます。

児童相談所
児童への配慮と地元への十分な説明を

 船橋市児童相談所の2026年4月開設を目指し、予定地であるJR南船橋駅南口市有地の整備面積を確定し、土地の登記や測量、設計委託を進めるための予算が提案されています。
 児童相談所建設予定地の周辺には若松団地や保育園、児童ホームなどがあります。
 児童相談所は、さまざまな事情で保護者と別れ、保護された児童が生活する施設でもあるため、建物や環境の整備には特段の配慮が必要です。また、近隣住民の十分な理解が必要だと質しました。理事者からは「建物の設計には十分配慮し、地域にも丁寧な説明をしながら事業を進める」との回答が得られました。
 児童虐待相談件数が増える中、児童相談所が果たす役割は大きなものです。今後も注視していきます。

無料法律相談 12月22日(水)/1月19日(水) 船橋市中央公民館