• 3月議会が始まりました

     

     2月13日から3月25日までの41日間の日程で行われる3月議会では、新年度予算案を含む議案66本と諮問4件が市長から提案され、市政執行方針が示されました。議員はその全体について本会議で質疑でき、持ち時間は1人あたり20分です。
     新年度予算案には、民主団体や市民のみなさんとともに日本共産党が実現に向け取り組んできた事業も提案されています(裏面)。
     日本共産党からは「通称使用の法制化でなく、選択的夫婦別姓への法改正」「非核三原則の法制化」「『台湾有事は日本の存立危機事態』発言に抗議し、直ちに撤回」「米国のベネズエラ攻撃に抗議し、無法を許さない外交努力」を国に求める4本の意見書を提案しました。党議員の質疑の予定は表のとおりです。(開始時間については、党市議団控え室にお問い合わせください)

    みなさんと一緒に実現しました
    市の新年度予算案から主なものを抜粋

    【平和】

    ●日本非核宣言自治体協議会に新たに加入
    ●アンデルセン公園の「平和を呼ぶ」像(岡本太郎作)の説明板を設置

    【避難所、防災・減災】

    ●防災女性モニターを設置
    ●高根小学校(拠点)に配備する段ボールベッドを100台→200台に
    ●マンホールトイレの整備(葛飾・高根台第二・薬園台南・三咲小に各5基)
    ●防災行政無線の聴取困難地域の解消のため、4年かけて改善・再配備
    ●木造住宅への助成上限を耐震診断8万円→11万円、除却20万円→30万円に引き上げ
    ●5年間無更新の消防司令システムの地図を毎年更新へ改善

    【くらし・ジェンダー平等】

    ●4月からの下水道使用料の値上げを1年延期
    ●最高裁判決を踏まえ、生活保護世帯に保護費を追加給付
    ●国保・後期高齢者医療加入者の人間ドック助成上限を13,000円→17,000円に引き上げ
    ●ケアマネの更新研修に係る受講料等を助成
    ●ひきこもり家族教室を2回→6回に拡大
    ●49歳以下の新規就農者への交付金上限を年150万→165万円に引き上げ(最長3年間)
    ●外国人住民のニーズや意見をつかむための実態調査
    ●マイボトル用給水機を本庁舎2階と西図書館に設置
    ●本庁舎の地下にトイレ増設(女子トイレ10基以上など)

    【まちづくり】

    ●相続人不在等の空き家について財産管理制度活用での解消件数を1件→14件に拡大
    ●倒木対策として市内全域の街路樹を4年かけて点検・調査
    ●船橋駅周辺にベンチを6、7カ所設置
    ●前原駅歩道バリアフリー化
    ●啓明高校北側の道路拡幅
    ●踏切道の拡幅(二和向台駅前で工事、塚田南小学校前で設計)
    ●危険で重い駐輪ラックを改善(西船橋駅第十の定期用、津田沼駅第四、北習志野駅第八の定期用)
    ●公園整備(丸山で工事、芝山、三山、田喜野井で設計)
    ●防犯灯の設置・維持管理を市に移管(※希望する町会・自治会等のみ)

    【子育て支援】

    ●私立保育所5件、小規模保育所5件を新設
    ●保育士確保のため私立保育所の「ふなばし手当」支給額を引き上げ
    ●塚田放課後ルームを増設
    ●発達障害の早期発見・支援のための5歳児検診を実施
    ●こども発達相談センターの相談室を3部屋増やす
    ●高根台児童ホームで不登校の小中学生や保護者を支援(居場所提供など)

    【学校教育】

    ●市立小・特別支援学校(小学部)の給食無償化 ※アレルギーや不登校等で給食停止中なら、保護者に給食費相当額を給付
    ●彫刻刀など一部学用品を無償化
    ●就学援助の新入学学用品費の助成額を引き上げ(小学校57,060円→64,300円、中学校63,000円→81,000円)
    ●スクールソーシャルワーカーを週2日配置する中学校区を10→12に
    ●市独自のスクールカウンセラーを11中学校へ配置(週1日。船橋・旭・宮本・行田・高根台・飯山満・三山・法田・七林・海神・大穴)
    ●自閉・情緒の特別支援学級を新規開設(高根・法典・七林・三山東・高郷小、船橋・三山中)
    ●障がいのある子どものための支援員を156人→174人に
    ●校内教育支援センター(校内フリースクール)の職員勤務を1日4時間→5時間に
    ●運動部活動の外部指導者1人あたりの派遣回数を年42回→47回に
    ●学校の給食室にエアコン導入(高根台第二・習志野台第一・芝山西・小室小、高根・三田中)
    ●船橋・海神中にエレベーター新設

     

  • 2025年第4回定例議会・2026年第1回臨時議会開かれる
    市民の実感からほど遠い 物価高騰対策 市独自支援なし

     船橋市議会は昨年11月13日から12月18日まで2025年第4回定例議会を、年明け1月15・16日には2026年第1回臨時議会を開催しました。
     第4回定例議会では、市長から市立施設を民間事業者に管理運営させる議案や職員の給与改定、議員や市長の期末手当を増額する議案などが提案されました。日本共産党は公共施設を民間企業の儲けの場に提供するような指定議案や市長や議員の期末手当引き上げの条例には反対しました。さらに学校給食費の食材高騰分を助成する補正予算はありましたが、物価高で苦しむ市民への支援策はなく市民に寄り添う姿勢は見られませんでした。
     第1回臨時議会は物価高騰対策の補正予算が提案されましたが、物価高から市民を守る内容からは程遠いものでした。

    悪質な給食調理業者
    民間への業務委託や施設の「※指定管理者」制度の弊害が次々明らかに

     昨年9月、芝山西小学校の給食調理業務の委託先であるキョウワプロテック株式会社が、調理員の細菌検査結果を改ざんしていたことが発覚、さらに調理業務の責任者が無断欠勤し調理業務ができない事態となりました。市教育委員会は、同社との芝山西小学校の調理業務委託は契約解除し、委託業者を変更しましたが、他にも5校の調理業務をキョウワプロテックに委託したままです。
     船橋市は学校給食調理業務を2024年度から直営をすべて廃止し、すべて民間委託に切り替えました。そのことが悪質な業者に依存せざるを得ない事態を招いています。日本共産党は子どもたちの給食を安全で安定的に実施するため、直営を復活し学校給食の質を確保するためのセイフティネットを確保すべきだと主張しました。

    市の体育施設で儲ける企業

    船橋市立医療センター
     運動公園・法典公園は美津野(株)が代表のグループが5年間で20億円の指定管理料を市が支払う契約です。船橋アリーナと武道センターはコナミスポーツ(株)が代表の企業グループに3年間で9億円の指定管理料を支払います。さらに市民が払う駐車場料や利用料は全部指定管理者の収入になります。しかも船橋アリーナと武道センターは新年度料金値上げまで計画されています。弱者が排除され企業の儲けの場にしていていいはずはありません。(※運営だけでなく施設管理も行わせる)

    第1回臨時議会
    苦しい家計に わずかな給付金

     第1回臨時議会では、国の「地方創生臨時交付金」を使って市民一人当たり4000円の現金給付と、住民税非課税世帯及び住民税均等割のみ課税世帯に対し1世帯1万円の加算給付を行う議案を全会一致で可決しました。しかし、市独自の財源を使った上乗せ分はなく、長引く物価高騰で苦しむ市民に対し、十分な支援にはほど遠いことを指摘しました。

    エアコン購入費助成実現

     日本共産党が繰り返し議会で求めてきたエアコン購入費助成は、経済的理由によりエアコン設置ができない世帯に対し、実支出額か10万円を限度に助成されることが決まりました。
     しかし、助成を受けるためには、まずエアコンを購入し、領収書を市に提出する必要があります。「立て替え払いが困難な世帯は社会福祉協議会の貸付けを利用してもらう」と言うのが市の提案でした。これに対し日本共産党は「社協の貸付けは時間がかりすぎるため市内業者に協力を仰ぎ、購入助成券を発行し、立て替え払いなしで購入できる方法を検討すべき」と提案しました。「県社協に協力をお願いする」との答弁が繰り返されました。
     さらに今やエアコンは、命に関わる問題です。申込期間が3月から5月と短く、日本共産党は助成制度の継続を求めました。
     また、国の子育て応援手当を使った、児童手当受給者に対し、児童一人当たり2万円の支給も可決されました。

    国保・下水道・水道 三大値上げ
    物価高騰のもと 許されない暴挙

     船橋市は今年、国民健康保険料と下水道料金を値上げする予定です。千葉県も水道料金の2割値上げを決めており、市民の家計はさらに圧迫されます。
     市は国保料を2018年度から値上げし、昨年度までの負担増は加入者1人あたり年1万7千円です。さらに国保料を抑えるための市税投入をなくそうと、2030年度まであと3回も値上げする計画です。
     共産党は国保加入者のきつい生活実態を示し、値上げ中止を求めました。市長は非常に厳しい負担と認めつつも、制度維持が大前提と強弁。健康部長は市税投入が「国保加入者以外の市民に負担を求めるもの」と問題視しました。
     国民健康保険法は国保を社会保障と位置付けており、市税投入を問題にするのは論外です。市は「社会保険で、相互扶助だ」としますが、法律のどこにも相互扶助とは書かれていません。
     下水道の値上げは「市民負担等の状況も踏まえて検討中」と答えました。大型開発を削って税金は暮らしに使えと、声をあげていきましょう。

    降下訓練始めに14か国軍が参加

     自衛隊が年頭に習志野演習場で実施する恒例行事「降下訓練始め」が今年は1月11日にありました。自衛隊の安全祈願を目的としていたものが近年では外国軍との共同軍事訓練を一般公開で見せる場となり、行事の目的には今年から「米軍等の活動を知っていただくために」が加わるなど、大きく変容しています。
     2017年に米軍が初参加、それ以降、外国軍の数が増え続け、今年は過去最多の14カ国でした。
     当日、場内では「戦って勝てる強靭な陸上自衛隊を目指す」と放送がありました。憲法9条の不戦の誓いは一顧だにされていません。
     さらに習志野駐屯地に1月5日から1月13日まで滞在した外国軍約250人は夜間の外出や飲酒が規制されていません。沖縄など在日米軍基地の周辺では米軍関係者による殺人・窃盗・性犯罪などが頻発しています。習志野駐屯地の周辺でも同様の事件が起こりかねないにもかかわらず、船橋市は市民への周知を行いませんでした。14か国の味方がいて強いから安心だと皆さんは思いますか?それとも日本が米国などの戦争に巻き込まれそうで怖いと思いますか?

    痴漢対策


    〔船橋市市民協働課
    作成のポスター〕

     【「痴漢や暴力は、犯罪です 犯罪行為にNOと言う勇気を」 あなたの「大丈夫ですか」の一言に救われる人がいます】と書かれたポスターが1月5日から2月27日まで船橋市内35駅で掲出されています。
     痴漢は泣き寝入りしそうな人を狙うのだそうです。だから遅刻のできない受験生を狙う痴漢がこの時期、多発します。
     日本共産党は痴漢の防止や摘発強化を政府や自治体(警察を含む)、鉄道会社に求めてきました。
     その結果、2023年に政府においては「痴漢撲滅に向けた政策パッケージ」が実現しました。また船橋市においては前述のポスター作成のほか、「受験生と判別されないよう私服での受験も可能である」や「痴漢にあった場合は遅刻しても大丈夫」との確認が教育委員会からでき、さらには警察官の駅への増員や車内アナウンスの拡充などにつながりました。
     ただ、女性専用車両が京成松戸線にはありません。その必要性を市教委も認め、設置要望を県に提出してくれましたが実現には至っていません。痴漢撲滅まで日本共産党は粘り強く頑張ります。

    今年度も予算要望書を市長に提出

     2025年も、日本共産党は来年度の予算に向けて市民アンケートを実施し、これまでに1409通とい
    う近年にない数の回答をいただきました。ご協力ありがとうございました。お寄せいただいた要望を冊子にまとめ、1月13日に市長へ直接手渡し、要望事項の申し入れを行いました。これからもみなさんと力を合わせて、要望実現を目指して力をつくします。


    12月の船橋市議会
    議案・日本共産党提案の意見書(発議案)・主な陳情への態度


    共産= 日本共産党(5人)、民主=市民民主連合(議長を除く9人)、
    公明=公明党(10人)、結=結(8人)、清風= 清風会(1名欠席で4人)、飛翔=飛翔(5人)、市政=市政会(3人)、は・三・佐・朝= 無所属4人の頭文字【○=賛成 ×=反対 退=退席】

    議案等に対する各議員の賛否についてはこちら