ミニにゅうす 957号 2019年7月29日

なくそう核兵器・いかそう9条 船橋で国民平和大行進

 核兵器廃絶を訴えながら被爆地広島、長崎をめざして歩く「2019年原水爆禁止国民平和大行進」が、5月から8月まで全国でとりくまれています。習志野市から引き継ぎ、船橋市でも7月18日に行われました。高根公団駅前をスタートしたメインコースや網の目コース(二和・丸山・三山)、ナイトコースに約350人が参加し、日本共産党船橋市議団も参加しました。
通し行進者として、韓国の学生であるアン・スルギさんが一緒に歩きました。船橋駅前では、船橋市平和行進実行委員会が用意した原爆投下後の惨状を記録した写真や絵を参加者らが掲げ、マイクで訴えました。
2017年、国連で核兵器禁止条約が採択され、世界は条約発効へと歩んでいます。昨年9月の市議会には、同条約の批准を求める意見書提出を求める陳情が出されましたが、自民・公明などの反対多数で不採択となりました。共産党と市民共生の会(当時)は賛成しました。
公明党は「核保有国との分断を深める」と反対理由を述べましたが、アメリカの核戦力に依存する日本政府を後押しするものです。
日本共産党は核兵器廃絶への流れの先頭に立つなど被爆国の政府としてふさわしい態度をとること、同条約への参加を求めます。それを政府が拒むなら、条約に参加する政府をつくるために全力をあげます。

船橋市の未来は、私たちの手で
船橋市第三次総合計画に市民の声を

 船橋市は、まちづくりの基本目標となる「第三次総合計画」を策定中です。この計画は、2021年度から10年間の計画となります。
総合計画は、まちづくりの指針となる「基本構想」と、その具体化となる基本的な施策を分野別にまとめた「基本計画」、さらに、この基本計画を実施するための「実施計画」の3つの部分から作られています。
この総合計画の素案は船橋市が策定し、市長から委嘱を受けた「総合計画審議会」20名の委員に諮問され審議されます。(委員会の設置根拠、委員名簿などは、船橋市のHPで公表)。
第1次、2次の総合計画策定の際には、議員が審議会委員として参加してきましたが、今回から参加していません。そこで、議会として「総合計画調査研究特別委員会」を設置し、全議員が委員として、審議を行うことになりました。
総合計画への市民参加は、市民6000人を対象としたアンケート、パブリックコメントの実施などが予定されています。
私たちのまちの未来像は、私たちの手で描きませんか。審議会は傍聴できます。ぜひ、ご参加ください。

無料法律相談 8月9日(金)/9月12日(木)
船橋市中央公民館